暑中お見舞い申し上げます。
過日、森美術館で開催中の “藤本壮介の建築”展 を見てきました。藤本氏は大阪・関西万博の大屋根リングの設計者でもありますが、原初・未来・森 がテーマで、建築は本来「囲うもの」であると同時に「開かれ、繋がる」ものという考えに基づいた同氏の模型や設計図面に始まり、インスタレーションまで、充分な見応えがありました。環境・人同士の関係性・分断・AIに影響される生活等々、現代の課題を建築がどう解決して行けるのかという視点がとても興味深かったです。建物や空間は人が生活し、働く場として、居心地の良さや、新たな発想、人との繋がりを創り出すことの出来る重要な要素であることを再認識致しました。
・